案件の工数・原価・粗利をExcelから卒業する ― 入力したそばから収支が見える仕組みへ
受託・エージェンシー業で工数と経費をExcelで管理していると、「この案件は本当に儲かっているのか」に答えるには、月末に誰かが半日かけてシートを突き合わせる必要があります。原価単価と請求単価をメンバーごとに持つ工数台帳に置き換えれば、その答えは月末を待たず、入力した時点で分かります。
なぜExcelの工数管理は案件の粗利を見えなくするのか
Excelに記録した工数は、「その人にかかっているコスト」と「顧客への請求額」の違いを知りません。誰かが案件ごとに単価を手で当てはめる必要があり、それも大抵は誰かに聞かれたときだけです。案件がコスト超過だったと気づくのは、たいてい作業がすべて終わったあとです。
経費が別の文書で管理されていると、さらに悪化します。経費が自動で案件に紐付かないため、案件の本当の原価が複数のファイルに分散し、手作業で突き合わせるしかありません。
原価単価・請求単価を持つ台帳として工数と経費を記録する
d-byeの案件・工数・原価管理テンプレは、案件・メンバー(原価単価と請求単価の両方を持つ)・顧客・タスクをマスタとして持ち、すべての工数・経費を、特定の案件に紐付いた台帳エントリとして記録します。
原価単価・請求単価がメンバーのレコードに載っているため、記録された工数から実績原価・粗利が自動的に射影されます。あとからExcelで再構築する必要はありません。
月末ではなく、作業が進むそばから粗利が見える
案件ダッシュボードと、案件・工数・経費・請求の一覧/CRUD画面から、案件が今どういう状態かをリアルタイムに把握できます。月次の集計バッチや収支表・請求書のPDF出力も、この同じ台帳の上にそのまま積み上げられます。
まず動くものを見てから決める
案件・メンバー・工数の実データが入った状態でそのままプレビューできます。原価単価・請求単価のモデルが実際にどう動くかを先に見てから、自社の請求の仕方に合わせて単価や項目を調整するのが早い進め方です。